一般的なフローリングは、熱に弱く、
反りや割れが起こり易く床暖房には向かないため、
各メーカーから床暖房対応フローリングが発売されています。
床暖房対応フローリングは、
一般的なフローリングに比べ熱や乾燥に強く、
効率的に表面に熱を伝えるように加工がされています。
また、無垢フローリングは一般的なフローリングよりも、
反りや割れを起こしやすく、
床暖房には向かないと言われてきましたが、
現在では床暖房対応の無垢フローリングが開発されています。
床暖房対応の無垢フローリングに床暖房を設置する場合、
温度上昇が急激なものでなく、
ゆっくりと暖めるものが用いられます。
こだわりの設計を実現させる為には、
既存製品を使用できずに、
サンプルの準備段階から時間がかかる事があり、
経年変化も予想しにくいので、
色々とゆとりをもって考える必要がありそうです。
現在進行中の物件でもメーカーさんにお越し頂き、
既に送って頂いたサンプル品の色を踏まえ、色味の相談をしました。
天然素材なので、材によって色味などの幅が有るとのことですが、
造作家具の色見本をお持ち帰り頂き、工場と相談して頂く事となりました。
お施主様には、色ひとつでも、床や家具といった、
空間全体のバランスや雰囲気を大切に提案させて頂いてます。